動画吹き替え

動画吹き替えの概要

このページでは、まず NativeVid の動画吹き替えモジュールの実際の流れを理解し、その後にクイックスタート、FAQ、プラグイン説明へ進むかを判断できます。

このページの概要

  • 動画吹き替えの全体フローをすばやく把握できます。
  • 素材準備、役割ごとの音声、レビュー、完成動画の出力を重点的に扱います。
  • クイックスタートとあわせて読むと、より効率的に理解できます。

NativeVid の動画吹き替えとは?

NativeVid の動画吹き替えは単に字幕を読み上げるだけではありません。動画と字幕を対応付けるところから始まる、ローカライズ全体のワークフローです。 必要に応じて用語確認や字幕翻訳を行い、その後に役割設定、音声選択、一括音声生成、行ごとのレビューへ進みます。 最後に新しい音声を動画へ合成し、完成動画と字幕ファイルを書き出します。

🔒 プライバシーの境界: 動画ファイル、字幕ファイル、吹き替えの中間結果、最終出力ファイルはすべてローカルに保存されます。 ネット接続が発生するのは利用中の翻訳または TTS サービスへのリクエストだけで、元のメディア素材が NativeVid サーバーへアップロードされることはありません。

この章で扱う主な機能

📁 素材の対応付け

メディアフォルダを選ぶと、システムがファイル名をもとに動画と字幕を自動対応付けします。未対応の項目は手動で指定できます。 重複素材が見つかった場合は _duplicates フォルダへ移動し、バッチ処理での誤対応を減らします。

🌍 翻訳ルート

「先に翻訳してから吹き替え」を選ぶことも、字幕がすでに目的言語なら「翻訳をスキップ」を選ぶこともできます。 用語確認を有効にすると、吹き替え前に用語確認画面が表示されます。

🎭 役割設定

タスク単位の役割一覧、行ごとの役割割り当て、ドラッグ操作による素早いラベル付け、ショートカットによる切り替えに対応しています。 ナレーション、インタビュー、講義動画など、複数話者のある動画に向いています。

🎙️ 役割ごとの音声

字幕が割り当てられた各役割ごとに、目的言語の音声を個別に選べます。キーワード検索、性別・年齢フィルタ、音声試聴にも対応しています。 無料音声と有料音声の区別も確認できます。

🎵 BGM 分離

タスク作成時に BGM 分離を有効化し、ドラム、ベース、その他伴奏、ギター、ピアノなど保持したいトラックを選べます。 新しい吹き替え音声は後の合成段階で重ねられるため、元動画の雰囲気を残したい場合に役立ちます。

🔁 一括生成と再試行

字幕行ごとに一括で音声を生成し、レビュー画面では各ファイルの進捗や成功・失敗状況を確認できます。 失敗項目の一括再試行や、1 行だけの再生成にも対応しています。

🎬 音画同期と動画合成

吹き替え完了後は、字幕タイムラインと生成音声の長さをもとに音画同期を行い、完成動画と同期済み字幕を書き出します。 プレビュー画面では字幕の表示切替、再生速度変更、字幕位置の移動による最終確認ができます。

代表的な利用シーン

講義・ナレッジ動画

すでに動画と字幕があり、多言語の教育コンテンツをすばやく作りたい場合や、BGM・環境音を残したい場合に向いています。

インタビュー・ポッドキャスト切り抜き

1 本の動画に複数の話者がいる場合に、役割を分けてそれぞれ別の音声を設定し、目的言語版を作成できます。

シリーズ動画の一括処理

同じシリーズや講座の複数動画を 1 つのフォルダに入れ、自動対応付けとバッチ処理でまとめて作業できます。

実際の作業フロー

現在の NativeVid では、動画吹き替えは通常以下のページと手順で進みます。

  1. 素材の対応付け: 動画と字幕を含むフォルダを選ぶと、まず一致するファイル名を優先して自動対応付けし、不足分は手動で補えます。
  2. 翻訳設定: 元言語と目的言語を選びます。字幕がすでに目的言語なら翻訳をスキップできます。 必要に応じて用語確認や BGM 分離も有効化できます。
  3. 役割設定: 役割を作成し、字幕行を各役割へ割り当てます。すべての行の割り当てが完了してから次へ進めます。
  4. 役割音声: 吹き替えに参加する各役割の音声を選んで保存し、その後一括音声生成を開始します。
  5. 吹き替えレビュー: 各ファイルの進捗を確認し、1 行ごとの音声を試聴し、必要に応じて文面を修正して再生成できます。
  6. 音画同期と動画合成: 吹き替え完了後は、音声長と字幕タイムラインをもとに音画同期を行い、動画を合成します。プレビュー画面では完成動画、字幕ファイル、出力フォルダの内容を確認できます。
💡 重要な分岐: タスク作成時に「翻訳をスキップ」を有効にすると、アップロードした字幕がそのまま目的言語テキストとして使われます。 その場合、翻訳工程には進まず、直接「役割設定」画面へ移動します。

出力結果とフォルダ構成

既定では、出力先フォルダは選択したメディアフォルダ内の dubbed サブフォルダになります。 吹き替えと動画合成が完了すると、通常は以下の出力が得られます。

  • 完成動画ファイル(例:video.zh.mp4
  • 同期済み字幕ファイル(例:video.zh.srt
  • 再試行、途中再開、行ごとのレビューに使う中間音声と状態データ

プレビュー画面とレビュー画面のどちらからでも、出力フォルダを直接開いて確認できます。

次に見るべきページ

初めて実際の作業を行う場合は、まずクイックスタートを確認してください。流れや品質面の問題が出た場合は FAQ を参照してください。